転職エージェントと面談時の服装や持ち物とは?注意点や裏事情について

転職エージェントと面談時の服装や持ち物とは?注意点や裏事情について

転職エージェントへの登録を終えたら次は転職エージェントとの面談です。このページでは面談に向かう際に注意するべき点や服装や持ち物、転職エージェント側が面談時にあなたのどういった点をチェックしているかなど、裏事情を交えながら詳しく説明していきます。

転職エージェントのサービスフロー:このページでは転職エージェントとの”面談”について説明します。

 

転職エージェントのコンサルタントとの面談は、平日の昼間か土曜日がおすすめ

転職エージェントのコンサルタントとの面談は、一般的にキャリアコンサルティングと呼ばれています。

キャリアコンサルティングは、転職エージェントの拠点で行われることが一般的です。

専用の面談ルームで60分から90分の時間をかけて実施されます。

このキャリアコンサルティングはあなたと転職エージェントのコンサルタントの一対一で行われます。

キャリアコンサルティングの日時はメールあるいは電話にて調整のうえ設定されます。

キャリアコンサルティングは、基本的には平日を打診されます。希望を伝えれば朝はもちろんのこと夜間も比較的遅くまで調整してくれます。

もし現職の都合上、平日では日中も夜間も時間調整が難しいという方は、土日祝日の対応が可能か聞いてみてください。大体のエージェントは問題なく対応してくれます。

 

コンサルタントとの面談時間は、平日の日中か土曜日がおすすめです。

ほとんどの求職者は現職の就業時間後、つまり平日の夜間の時間帯のキャリアコンサルティングを希望します。

そのため、転職エージェントのコンサルタントも平日の夜間は一人で多くの求職者を応対せねばならず、時間にも気持ちにもあまり余裕がありません。

もちろんそこはプロですから限られた時間内できちんと面談は行われます。しかし時間がもう少しあれば聞きたかった、伝えられたことということもあると思います。

お互いに時間も気持ちも余裕のある時間帯に会うことがベストではありますので、現職の都合上可能であれば、できる限り平日の日中か土曜日といった時間での調整を試みてください。

ポイント

  • コンサルタントとの面談は、平日の昼間か土曜日をお願いしてみよう。

転職エージェントのコンサルタントとの面談時の服装

転職エージェントのWebサイトで登録を済ませている場合、あなたのプロフィールは既にコンサルタントに伝わっていますから、持ち物はメモ程度で大丈夫です。(もしすでに職務経歴書や履歴書を作成していて、それを登録フォームで添付して送ってある場合、そしてそれをもとにアドバイスを得たい時など持参してください)

ところで、このキャリアコンサルティング時の服装について気にしている方が多いようです。以前、私が転職エージェントのマーケティング担当として求職者の検察キーワードを分析していた時、このことに気づきました。

当初こうしたキーワードが検索されていることに正直驚きましたが、よくよく考えると、なるほどなと思った次第です。また、これは求職者と転職エージェントとの関係性とその本質に関わる象徴的なことなのかもしれないと気づきました。

このことは後で記載したいと思います。まず先に「キャリアコンサルティング面談の際の服装は何がベストなのか」ということについて記載します。

それはずばり現職と同じ服装です。

少し丁寧に説明しますと、あなたの現在の職種によってその基準は異なります。(すでに退職されている方は前職の服装でよいです)

スーツを着て営業職に従事している方は、スーツで訪問してください。ビジネスカジュアルで営業を行っている方は、ビジネスカジュアルでよいです。WebクリエイターやIT、マーケティング系の方でカジュアルな服装で働いている方はカジュアルな服装で大丈夫です。

なぜ現職と同じ服装が良いのでしょうか。

その答えの中に、転職エージェントと求職者との関係性についての答えも見えてきそうなので、少し詳しく記載していきます。

ポイント

  • 転職エージェントとの面談では、現職と同じ服装を着用しましょう

転職エージェントは転職における“専門家”

転職エージェントへ訪問する際の服装を気にする方が多いという事実。このことから、求職者から見て転職エージェントのコンサルタントは自分にとってどういった存在なのか分からない方が多いということが想像できます。

転職エージェントとは、あなたを心地よくさせるホテルのコンシェルジュ的な存在でしょうか。それとも、あなたの良き理解者である友人のような存在でしょうか。あるいは、仕事上の最良の同僚でありパートナーのような存在なのでしょうか。

それは、あなたの価値と姿勢次第で決まります。ある求職者にとっては良き友人となり、ある求職者にとっては最上級のサービスを提供してくれる一流ホテルのコンシェルジュになります。そして一緒に厳しい環境を乗り切ろうとしてくれるパートナーともなります。

まず大前提として転職エージェントは“専門家”です。医療であれば医師、大学であれば教授、科学であれば博士がそうであるように、転職においての専門家、それが転職エージェントのコンサルタントです。

転職エージェントのWebサイトで登録されたあなたのプロフィールを、コンサルタントは専門家として見つめます。そして、あなたの市場価値をおおよそ判断します。その後、コンサルタントはあなたに電話あるいはメールにて連絡を取ります。

そのやり取りを通じて、あなたのビジネスコミュニケーションレベルを見ています。電話応対の印象をあなたのプロフィールに重ねながら、あなたの現職におけるビジネスコミュニケーションを想像しています。あなたとのメールのやり取りを通じて、文脈から人柄と知性を捉えようとしています。

ポイント

  • あなたの価値と姿勢が、転職エージェントとの関係性を決めます

面談でコンサルタントは、あなたの市場価値を判断している

登録した瞬間からキャリアコンサルティング面談に至る時間のなかで、コンサルタントは大体あなたの市場価値をつかみます。そして、あなたとの距離感やあなたに使っても良い物理的な時間、感情の量を決めています。

そして迎えるキャリアコンサルティングの瞬間。

コンサルタントはあなたのプロフィールと今日までのやり取りの中で、「現職と現年収がこれであれば大体この範囲の年収幅の求人を紹介できるだろう」という考えのもとにあなたに挨拶をします。

「あとは直接会った印象であなたの価値を最終的に捉えよう」

そんな思いを持ちながら。

さて、こうした経緯でコンサルタントはあなたと出会う瞬間を迎えますので、もし求職者が事前のイメージとかけ離れた服装で現れたとしたらどうなるでしょうか。正直に言って、コンサルタントは戸惑います。事前のイメージと違うな、経験職務を見誤っているのだろうか、もう少し人物像を固めるためいろいろ聞いてみよう。そんなことを考えますので、60分から90分という貴重な面談時間があなたの観察で消費されてしまいます。

ビジネスの商談も一般的に初対面の場合は60分で設定されますが、その限られた時間のなかで顧客はセールス側(企業概要は当然のこと)の人となりを把握します。会話や服装、所作から人柄や専門性、その会社でのポジショニングを把握します。

これとまったく同じと思えば、転職エージェントを訪問する際の服装は、現職と同じがベストであると言えるのです。

それともう一つ、現職と同じ服装で面談に臨むのはあなたのためにもなります。

ここまでコンサルタントはあなたの市場価値を把握しようとしていることを説明しました。しかしあなたをどこにプロットするかは実際に会って面談して見ないことにはわかりません。初対面の服装、所作、会話の運び方でコンサルタントはあなたをプロットしていきますが、その際、「すごいなこの方は。専門性が高く現職でも同僚や上司から評価されているのだろう」そう思わせられれば、あなたの価値は高まります。

もちろん虚栄を張っていれば見抜かれますのでそこは誤解がないように捉えていただきたいのですが、つまり「人は見た目が9割」という有名なフレーズがある通り、コンサルタントに良い印象を与えるのは最終的にあなたの市場価値を高めることにもつながります。

ぜひそう思って、現職と同じ且つお気に入りの服装でキャリアコンサルティング面談に臨んでください。

ポイント

  • キャリアコンサルティング面談の前に、あなたの価値はおおよそ判断されています

キャリアコンサルティング(面談)の流れ

キャリアコンサルティングはリラックスして臨んでください。コンサルタントは評価者の一面を持っていると記載しましたが、キャリアコンサルティングは面談であり、面接ではありません。

面接はどちらかというと求人企業側に分がありますしやり直しが効かないので、どうしても失言に気を付けたり、いろいろと気にしてしまって所作がぎこちなくなりがちです。しかしキャリアコンサルティングはあくまで面談ですので、失言もいい直しができますし、極端なことを言えばその転職エージェントはあきらめて別の転職エージェントを頼ればよいわけですから、それくらいリラックスして臨んでもらえればと思います。

キャリアコンサルティングの流れとしては、まず、コンサルタントがあなたの経験領域の確認をしっかりと行います。それが終われば、あなたがなぜ転職しようと思ったのかその動機や理由、そして、転職して叶えたいことは何なのかという点を掘り下げていきます。転職動機や転職で実現させたいことがはっきりとしている方はこのパートがとてもスムーズに進みます。

はっきりしている転職動機というのは、比較的前向きな理由が多いです。たとえば、「現在の経験を活かして年収をUPさせたい」「語学力を生かせる環境を探している」「AWSを極められる求人はないか」など、こうしたケースがはっきりした動機と言えます。

これらの理由に共通しているのは、現職への不満がないということです。

もちろんそれぞれ現職に待遇面など含めて総合的に大満足という状況であれば転職したいとさえ思いませんからそれぞれ何かしらの不満はあるはずなのですが、現状の不満よりも実現したいことの方が理由として大きい場合、はっきりした転職動機と言えます。

こうした求職者の方の場合は、転職で実現したいことが明確なわけですからコンサルタントもその希望をかなえられる求人の検索と情報提供にすぐ入ります。求職者の方は提案された求人や企業情報に対して、思いつくまま質問をしていってください。

ここで遠慮は禁物です。ある意味自己中心的な個人目線の質問をどんどんしてください。わかりやすい例として、書面に書かれている年収から詳しく聞くとよいでしょう。

想定年収が450万円と記載があれば、「これはもし内定が得られたら上回る可能性はあるのでしょうか。その際どれくらいまで提示される可能性がありそうでしょうか」など、良いかもしれません。

年収は聞きにくいことの代表格と言われていますが、ここは兎にも角にも良いなと思った求人があったなら、まっさきに質問してみてください。そうすれば、自然とその後の質問がしやすくなりますし、自分でも驚くほど質問が口からついて出てくると思います。ぜひ騙されたと思って試してみてください。

なお、この質問を最初に受けたからと言ってコンサルタントに嫌な顔をされることは絶対にありませんので安心してください。

むしろ転職エージェントの報酬は決定した年収の35%なのですから、決定年収が上がれば上がるほど転職エージェントの利益額は上がります。

コンサルタントは極限まで年収を上げるべく動いてくれます。それに求職者から言ってくれたほうが求人企業側への交渉の際、後押しされているような気持になって俄然やる気を出すコンサルタントが多いのも事実です。

そして、良いなと思う求人がその場で決まったらぜひ申し込みたいと伝えましょう。

もちろん一度帰宅してじっくりと考えてから、またインターネットでその会社のことを調べたうえでコンサルタントに返事をしても良いです。ただ、興味を持った求人があるなら興味があることは伝えておきましょう。

その後は、その求人企業に提出する履歴書と職務経歴書の作成という工程に入っていきますが、これはキャリアコンサルティングの時間のなかでは時間的に難しいので、メールや電話、あるいは再度コンサルタントと会って、その求人企業用の最適な履歴書と職務経歴書を作成していくことになります。

そして、ここが転職エージェントを利用する際のメリットでもありますが、コンサルタントは求人企業が喜ぶキラーワードを知っていることが往々にしてあります。

求人企業の人事採用担当者がその求人ポジションに対して求めている素養、性質などを知っているケースがあるため、例えばそのポジションでは正確性が求められるなら求職者の履歴書、職務経歴書から正確性が表現できるようアドバイスや具体的な修正指示を出してくれます。

求人企業が決まり、履歴書や職務経歴書についてのコンサルタントからのアドバイスはぜひ素直に聞き入れて、ぜひ応募したい企業専用のオリジナルレジュメを一緒に作り上げていってください。

ポイント

  • 自己中心的な視点で質問を投げかけましょう
  • 良いと思える求人に出合えたら、まずは年収がどこまで上がるのか聞いてみましょう

転職せず現職に止まるようアドバイスされる場合の狙いと裏事情

さて、ここまで転職で実現したいことが明確な求職者の例をもとに展開してきましたが、転職動機が不明瞭な方の場合、キャリアコンサルティングはどのように進行するのか説明いたします。

「転職で実現したいことは何か?」と面談で聞かれても即答できない方は非常に多いです。また、むしろそうした方のために転職エージェントは存在していると言えます。

「転職をやめるべきとアドバイスできるのがプロだと思う」というような転職エージェントの宣伝を見たことがある方も多いと思います。きれいごとのように思いますが、このようにアドバイスするコンサルタントは実はかなり多くいます。

コンサルタントがこのアドバイスを贈る時、そこにはいろんな意図があります。

まずは、心底そう思ってアドバイスしているパターンです。

繰り返しですが、転職エージェントのコンサルタントは転職おける専門家です。コンサルタントはあなたのレジュメと面談での会話を通じて、現職におけるあなたのポジショニングや現社からどのように評価されているかとういう点を見抜きます。現職での役職が課長以上だから経営から評価されているという短絡的な見方ではなく、従業員規模や所属している事業部の役割であったり、あなたの業務の担当範囲から現在の組織の中であなたのスキルがどのように評価されているのかを見抜きます。

他方、その会社とあなたが所属している組織が現在、成熟期なのか過渡期なのかといった視点から、あなたのポジションが数カ月、数年後どのようになるかイメージし、現時点は大変であっても時間さえ経てばあなたの技術力や専門性が高まると見た場合、現職に止まるようアドバイスしてきます。

このパターンの場合は、求職者側もとても腑に落ちてキャリアコンサルティングという場で「自分が思っていたのは愚痴レベルだったんだ」と、非常にすっきりと気持ちの整理ができて、現職に集中することができると思います。

続いて別のパターン。

これは、あなたの中でまだ転職意欲が固まっていないと見た場合、コンサルタントは現職に止まることを考えてみてはとアドバイスします。これは、よく議論を活性化させる際に用いられる手法と同じです。あいまいで硬直した状態を変えるべく、あえて対極の意見を放り投げているのです。

このアドバイスを受けて、「それもそうだな」と思う方もいますし、「目的ははっきりしないけど転職したいと思う、なぜなら現社はいつまで仕事ができるのか不安定だけれどもっと安定している企業は世の中にあるはずだから、そうした企業があるのか知りたい」とか「やはりオーナー企業なのか閉塞感を感じる。大学の同期と会って話していても、キミの会社で開催されるイベントはおかしいと言われる。一般的な会社はどんな雰囲気なのかしりたい」など、思う方も出てきます。

コンサルタントはこのアドバイスをしてみて、求職者がどちらの方向性に気持ちを固めるか見ようとして、こうしたアドバイスをしています。もちろん前者の求職者は現職に止まることになり、再びコンサルタントに連絡を取ることはありません。そして後者の方は、ここから本格的なキャリアコンサルティングがスタートするのです。

そして後者の求職者には、本質的な悩みの探求と、転職した場合に実現したいことの洗い出しが行われます。この探求と欲求の明確化は、アプローチ方法もさまざまですし、求職者によって異なります。そのため、ご自身の内面へのアプローチは専門家であるコンサルタントとともに、それこそキャリアコンサルティングにて行っていただければと思います。

ただ、参考までにすこし事例をご紹介しますと、よくある内面へのアプローチのやり方として「現職の応募動機と現時点でのイメージのギャップ」をあらためて振り返ってみると、意外と自分自身が抱いている不満と、転職して実現したいことのイメージが浮かび上がってきます。

ぜひお試しください。

本質的な悩みの探求と、転職した場合に実現したいことの洗い出しが終われば、具体的な求人情報の提案がはじまります。その後の流れは上述の通りです。

ポイント

  • あなたが転職決意を固めるため、現職に止まるようにアドバイスしてくるケースもある

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