複数の転職エージェントの利用は3社まで! 転職サイトとの併用はNG。

転職エージェント複数

複数の転職エージェントの利用は3社まで! 転職サイトとの併用はNG。

この記事を見ている方は、おそらく良い転職エージェントに出会えていない方でしょう。

気になっているのは、複数の転職エージェントに登録しても良いのか? メリットはあるのか? といった点ではないでしょうか。

結論から言えば、転職エージェントは複数社登録しても問題ありません。

しかし、いくつか注意すべき点があります。

元大手転職エージェントのマーケティング担当であったサイトオーナーが詳しく説明したいと思います。

転職エージェントは複数登録OK

2社目の転職エージェントを探そうとしている方は、1社目で良い転職エージェントに出会えていないということでしょう。

ただし、勘違いしてはならないのは、良い転職コンサルタントに出会えていないという状態に陥っているということです。

転職エージェントというのは属人的な組織です。医師や弁護士と同じなのです。

いくら有名であったり大手であったとしても、あなたにフィットしない転職コンサルタントはいます。

「どうも担当してくれている転職コンサルタントとコミュニケーションがうまくとれない」

そう感じているようであれば、さっさと見切りをつけ、新しい転職エージェントを探すことをおすすめします。

総合型エージェントと専門特化型エージェントに登録しよう

1社でよい転職コンサルタントに出会えていない場合、サイトオーナーとしては3社まで登録してみることをおすすめします。

その場合、総合型転職エージェントで1社、専門特化型転職エージェントで1社というように、性格の異なる転職エージェントにそれぞれ登録するようにしましょう。

総合型転職エージェントとは?

総合型転職エージェントというのは、あらゆる業種と職種に対応している転職エージェントのことです。大手の転職エージェントがだいたい総合型転職エージェントの形態をとっています。

専門特化型転職エージェントとは?

専門特化型転職エージェントというのは特定の業種、または、特定の職種に特化して展開している転職エージェントをいいます。

たとえばWebクリエイティブ職に特化しているとか、会計士に特化している、IT業界にのみ特化しているというようなエージェントです。比較的、中小規模の転職エージェントがこの形態をとっています。

総合型転職エージェントと専門特化型転職エージェントの特徴や違いについてはこちらの記事で詳しく説明してます。

1社目の転職エージェントが総合型であれ専門特化型であれ、良い転職コンサルタントに出会えていないのであれば一度リセットして、あらためてこの2形態の転職エージェントに登録すべきでしょう。

なお、専門特化型転職エージェントは、あなたが希望する職種や業界を軸ワードとしてインターネットで検索すれば、複数見つけることができます。

20代若手にありがちな勘違いした求職者とは?

上述の通り2社の転職エージェントへの登録をおすすめしました。

その理由のひとつは、1社目で良い転職コンサルタントに出会えないからというものです。

一方で、もう一つの理由として、転職がうまくいかない理由があなたにあるかもしれないという点が挙げられます。

転職活動がうまくいかない理由が、転職コンサルタントにあるのか、それともあなたにあるのかを見定めるためにも2社(1社目を入れて合計3社)への登録をおすすめします。

多くの方は自分の市場価値というものを知りません。

たとえばいくら大手企業で部長職を務めていているような方であっても、年齢や学歴、実績などが気になるものです。

「結局自分は売れる人材なのか? そうではないのか?」それは優秀な転職コンサルタントに見てもらわないことには、わからないものです。

もしあなたが、「自分はこんなにも若いし、意欲的だし、学歴もそこそこだし、間違いなく売り手の人材だ」と思っていたとしても、それはあなたの勘違いであるケースがあります。

20代の若手に多い傾向として「この若さゆえの勘違い」というものが挙げられます。

そのような場合、転職活動はなかなかスムーズに進みません。

自分の市場価値を勘違いしていると転職活動はうまくいかない

転職コンサルタントにも、さらには求人企業の人事採用担当にも、そうした若さゆえのあなたの勘違いは見抜かれます。

だいたい面接が終わった後に、「まぁ、若いからね~。別の企業でがんばってもらいましょう」というコメントともに、不採用という決定がなされているケースがほとんどです。

ストレートに表現すると、あなたの態度が生意気にうつっていたり、組織の中で他の同僚とフィットしないだろうということを懸念されているのです。(最近ではこうした求職者のことを「カルチャーフィットしない人材」と呼んでいたりするようです)

総合型であれ専門特化型であれ、優秀な転職コンサルタントに出会うことができれば、あなたのそうした勘違いした部分を指摘し、市場価値がどれくらいのものなのか、教えくれるでしょう。

また、転職がうまく進むよう、アドバイスしてくれるでしょう。

絶対NG! 転職サイトに登録するとデメリットの方が多い

一番おすすめしない進め方は、転職サイトにあれこれ登録してしまうことです。

転職サイトとは、たとえばdodaとかtypeといったサイトです。

転職サイトの多くはエージェントサービス機能というものやスカウトサービス機能というものを備えています。

それぞれの機能についてはこちらの記事である程度解説していますので興味のある方は参考にしてみてください。

転職サイトに登録すると、1つの転職サイトにしか登録していないにもかかわらず、無数の転職コンサルタントから連絡を受ける事態に見舞われる可能性があります。

そうなるとあなたは転職コンサルタントとのやりとりで疲労困憊してしまうでしょう。

転職活動をスムーズに進めるためには、あなたにとって有益な情報を必要な数だけ得ることが大切です。

聞いたことあるからとか、有名だからという理由で、安易に転職サイトには登録しないように注意しましょう。

なお、転職エージェントであっても求人紹介だけに長けているようなエージェントは登録を避けたほうがよいでしょう。

主観的印象と知人からの評価ではありますが、リクルートエージェントなど総合型転職エージェントとして巨大ではありますが、サイトオーナーとしては爆弾のように求人を紹介してくるエージェントとして見ています。よってあまりおすすめはしていません。(こちらの記事で詳しく解説しています)

総合型転職エージェントならこのエージェントがおすすめ

ここまで解説してきて、サイトオーナーとしては総合型転職エージェントであれば以下のエージェントをおすすめします。

  • あなたが女性ならパソナキャリアとJACリクルートメント
  • あなたがマネジメント経験をお持ちならJACリクルートメント

【公式】パソナキャリアの登録はこちらから

【公式】JACリクルートメントに登録する

それぞれ別記事で詳しく紹介をしていますので参考にしてみてください。

女性は転職サイトを利用せず、この転職エージェントを利用しよう(これはパソナキャリアとJACリクルートメントの解説記事です)

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録しよう

まとめ

本記事では、複数の転職エージェントを利用することは問題ないこと、ただし、いくつか注意すべき点があることなどについて説明してきました。本記事があなたの転職活動の一助になれば幸いです。

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