
リクルートエージェントは冷たい!? 評判と主観的な考察
転職活動を前に進めたいのになかなか良い転職コンサルタントに出会えない……。
そのような場合、サイトオーナーとしては、JACリクルートメントへの登録をおすすめしてきました。
しかし、JACリクルートメントに登録しても、フィットするコンサルタントが見つからないような場合、多くの方が思い出すのは業界最大手リクルートエージェントかもしれません。
しかし、大手転職エージェントのマーケティング担当として10年の経験を持つサイトオーナーとしては、リクルートエージェントはあまりおすすめできません。
なぜなら、同社は機械的過ぎるように思うからです。
どういうことか、主観を交えて書いてみたいと思います。
リクルートエージェントを強くおすすめできない理由
そもそも転職エージェントの存在価値は、あなた自身さえ気づいていないあなたの価値を発掘し、その価値を求人企業に届けていくことにあると思います。
そうでないなら、転職エージェントなど存在する必要はなく、indeedなどの求人サイトで求職者と求人企業がダイレクトにやり取りすればよいからです。
求職者ときちんと向き合って、求職者の価値を高めることができない転職エージェントなら、それはその存在意義すら疑われます。
リクルートグループは情報サービス企業であることからデジタルやマーケティングに対する投資と知見はとても素晴らしいものがあります。
そうした技術を活用しつつ、会社組織や業務プロセスについて、とことん効率化が図られています。
リクルートエージェントの効率化された業務フローは、求職者のためになるのか?
効率化された業務プロセスというのは経営目線ではとても素晴らしいことでしょう。
しかし、転職分野で効率化された同社の業務プロセスというのは、果たして求職者にとってよいことなのでしょうか。
企業と求職者を別々の担当者が担当するシステムで、あなたの価値は、本当に企業に伝わるのでしょうか。
同業界にいた者として、ものすごい利益を高速で生み出していくリクルートエージェントに対して、企業としてすごいなと思っていました。
しかし、求職者にとってベストなコンサルティングが行われているのかという点については、いつも懐疑的にみていたというのが正直なところです。
数多くの求人情報はもらえるが・・・
実際に知人がリクルートエージェントを利用した際、「まるで爆弾のように求人情報が降ってきた」と言っていました。
その求人の中から転職先が決まったのであれば多少納得できる部分もあるのですが、その知人は結局、他の転職エージェント経由で仕事を見つけたことから、やはり同社のシステムは肯定しきれないというところが、私の感想です。
リクルートエージェントに対して少々否定的に書いているように思われるかもしれませんが、あくまで個人の主観ですのでその点はご留意いただきたいと思います。
そしてリクルートエージェントには優秀なキャリアアドバイザー(求職者のみを担当する社員で原則、求人企業は担当しない)がいるという話も時折聞いていましたので、その点は擁護するわけではありませんが、書き残しておきたいと思います。
まとめ
大手転職エージェントでマーケティング担当として10年の経験をもつサイトオーナーとしては、やはり、転職エージェントの価値は人の目と人の手を介してこそ生まれるのではと思います。
その意味でも良い転職コンサルタントに出会いたいと思うなら、JACリクルートメントをおすすめしたいと考えています。