女性は転職サイトを利用せず、この転職エージェントを利用しよう
転職活動をはじめようと思っても、インターネット上には無数の転職情報が溢れています。
転職サイトと転職エージェントサイトを見分けるだけでも大変な時間を要します。
比較しようと思っても、アフィリエイトサイトばかりが出てきて、転職活動が迷走しかねません。
本記事では、大手転職エージェントでマーケティングをしていたサイトオーナーが、転職を考えている女性に向けて、転職サイトを利用すべきでない理由と、おすすめの転職エージェントを紹介したいと思います。
女性が転職サイトを利用すべきでない理由
まず、サイトオーナーとしては、男性女性を問わず、転職サイトを活用することはおすすめしません。
たとえば転職サイトとは以下のようなサイトです。
転職サイト名（例）
- type（タイプ）
- doda（デューダ）
- リクナビNEXT
なぜ転職サイトの利用をすすめないのか、他の記事でも紹介していますが、いくつか説明します。
転職サイトには非公開求人がない
まず、転職サイトには企業が公開している求人しか掲載されていません。
つまり、人気企業や人気職種の求人がないのです。
一般的に、企業は求人をインターネットに公開して、転職者（求職者）を募ります。
しかし、人気企業や人気職種の場合、応募が殺到しかねません。
そのため、人気企業や人気職種では、求人を非公開にして採用活動を行うことが通常なのです。
「求人を公開しないでどうやって求職者を集めるの？」
そんな疑問が浮かぶのも当然ですが、そうしたポジションは、自社のWebサイト上の採用ページに掲載するか、一部の転職エージェントを介して、採用活動を行っています。
以上のように、人気企業や人気職種は、転職サイトに掲載されていないことから、サイトオーナーとしては転職サイトを利用する価値はあまりないと考えています。
安易に転職サイトに登録すると転職活動が迷走する
転職サイトに登録したら、いきなり知らない転職エージェントの転職コンサルタントから連絡があったという経験をお持ちの方もいるでしょう。
これは転職サイトに登録する時、知らないうちに「エージェントサービスも希望する」というチェックボタンを押していることから生じる現象です。
多くの転職サイトは、エージェントサービス機能というものを備えてます。
これは、転職サイトに登録すると同時に、同転職サイトと提携している転職エージェントが、あなたにコンタクトすることができるという機能です。
求職者をひとり獲得するのにも企業は多くのお金が必要です。小さな転職エージェントでは、そうした集客活動にあまり投資することはできません。
よって、多くの転職エージェントは有名な転職サイトにお金を払い、提携関係を築いています。そして、転職サイトに登録してきた求職者にスカウトと呼ばれるアプローチをするのです。
あなたがもしこのエージェントサービス機能のことをよく分からないまま、いくつもの転職サイトに登録をしてしまったとしたら、転職サイトと提携しているよくわからない転職エージェントからの連絡をたくさん受けてしまうことになるでしょう。
もちろんエージェントサービス機能のことを熟知していて、それを期待するのであれば、転職サイトを利用する価値はあると思います。
転職活動していることが現社の人事にバレる可能性
インターネットで検索するまま、安易に転職サイトに登録していると、現在所属している会社の人事にあなたが転職活動をしていることがバレる可能性があります。
多くの転職サイトには、先ほど説明したエージェントサービス機能のほかに、スカウトサービス機能というものが備わっています。
このスカウトサービス機能というのは、企業の人事採用担当者に開放している機能です。
もう少し詳しく説明すると、スカウトサービス機能というのは、企業の人事担当が転職サイトと契約し、提携関係を築くことで、転職サイトに登録した人材のプロフィールを確認することができるというサービスです。
優秀な企業の人事採用担当者であれば頻繁に「よい人材はいないか」と、転職サイトに登録してくる人材プロフィールを見ています。
転職サイトに登録された求職者のプロフィールは、社名が伏せられた状態であったり、実名という場合もあったりしますが、たとえ社名が伏せられていたにせよ、業種と部署名を見れば自社の社員かどうかはわかるものです。
安易にいくつかの転職サイトに登録をしていると、意図せず、現職の人事採用担当者にバレてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
なお、多くの転職サイトでもこの点は配慮されており、特定の会社には登録されているプロフィールが見られないようにする機能が備わっています。
あなたが転職サイトを利用するのであれば、登録と同時に、「現職の会社には情報を公開しない」といったような設定をすることをおすすめします。
女性におすすめの転職エージェント
以上で説明してきたように、安易に転職サイトを利用することは、サイトオーナーとしてはあまりおすすめしません。
では、どのように転職活動を進めるべきかアドバイスをさせていただくなら、転職サイトではなく、以下のような転職エージェントを利用するべきといえるでしょう。
なお、転職エージェントに登録しても、上で説明したような知らないコンサルタントから突然連絡がくることや、現職の人事採用担当者に転職活動していることばバレるような心配はありません。
そうした意味で、転職サイトではなく、転職エージェントを利用することをおすすめしています。
20代、30代の女性におすすめする転職エージェント
まず、年齢で区切るのはナンセンスですが、ここでは役職者ではないメンバーレベルという意味合いで20代、30代と表現しています。
一般事務職、営業職、クリエイティブ職と職種は何であれ、メンバーレベルの女性の方におすすめできるのは、次の転職エージェントです。
パソナキャリア
パソナという名前はご存知の方も多いでしょう。
人材派遣サービスから大きくなった企業で、国内での歴史は古く、パソナというブランド名を知らない人事採用担当者はいません。
そのパソナが展開する転職エージェントがパソナキャリアという企業です。
国内主要都市に展開しており、女性の転職コンサルタントが多数在籍しています。
オリコン社が主催する顧客満足度調査では、2021年も総合1位の評価を獲得しています。3年連続で1位を獲得しているので、パソナキャリアの転職サポートに満足している転職者が多いといえるでしょう。
パソナキャリアは「正しい転職」をモットーにしている
パソナキャリアは理念として「正しい転職」を掲げています。会社として利益だけを追求するのでなく、転職者にとってよい転職となるような姿勢でサポートしてくれるでしょう。
また、第二新卒レベルの方は履歴書や職務経歴書の書き方について、転職コンサルタントからしっかりとアドバイスを受けたほうが良いといえます。
パソナキャリアを頼れば、パソナグループのノウハウが詰まったそうしたアドバイスをキャリアコンサルティング面談を通じて得ることが期待できます。求人企業との面接についても、丁寧にアドバイスしてくれるでしょう。
パソナキャリアについてはこのページで詳しく説明していますので参考にしていただければと思いますが、20代、30代のメンバーレベルの方であれば、まずは頼ってみるべき転職エージェントといえます。
30代、40代、50代の女性におすすめする転職エージェント
ここで30代、40代、50代と表現しているのは、リーダーや課長、部長などの役職に就いているいる方という意味合いです。
複数人をマネジメントしてたり、プロジェクトを統括しているような現社で役職に就いている女性の方におすすめする転職エージェントは、JACリクルートメントです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントというブランド名をご存じの方は少ないかもしれません。
しかし、JACリクルートメントという企業は、転職エージェント業界ではNo.1ともいわれるほど、転職コンサルタントの質という意味で、業界内ではとても有名です。
優秀な転職コンサルタントが多数在籍していることから、企業の人事担当者からの信頼は厚く、JACリクルートメントにだけ採用を依頼している希少な非公開ポジションもたくさん存在します。
JACリクルートメントについてはこちらで詳しく説明していますので参考にしていただきつつ、マネジメント経験があるキャリア志向の方であれば、まずは登録してみることをおすすめします。
リクルートエージェントは、あまり…
別の記事でも主観的な見解を交えて説明しましたが、サイトオーナーとしてはあまりおすすめしません。
先に紹介したパソナキャリアやJACリクルートメントと比べて、リクルートエージェントは機械的過ぎると思うからです。
もちろん優秀なキャリアアドバイザーはたくさん存在していることには間違いありません。しかし、求職者に寄り添って転職先へ丁寧にあなたの価値を届けてくれるかというと、あまりそうは思いません。リクルートエージェントについてはこちらの記事で説明していますので、興味のある方はご覧ください。
まとめ
本記事では転職活動で転職サイトの利用をおすすめしない理由や女性におすすめする転職エージェントについて、少しだけ紹介をさせていただきました。転職活動をするとき、なぜ転職したいのかといった転職理由や転職をして何を実現したいのかといった志望動機が言語化できていない方もいらっしゃいます。そうした自分の中でもはっきりとしていない部分を転職コンサルタントは浮かび上がらせてくれます。転職エージェントを頼り、良い転職を実現されることを祈ってます。
