
転職活動をはじめる時期、タイミングはいつがよい?
コロナ禍で企業の採用ニーズは落ちているという報道があります。
このタイミングで転職活動をするのはやめておいた方がよいのでしょうか?
答えは、Noです。
むしろ今こそ、不況に強い企業に出会える絶好の機会と考えられます。
そのあたりの事情について、転職活動を始めるなら何月がよいかなども交え、簡単に書いてみたいと思います。
コロナ禍ではっきりした、勝ち組業界
コロナ禍において、採用活動を止めていない企業はたくさんあります。
むしろ採用を強めている企業も実はたくさんあります。
コロナ禍において採用活動が停滞していない企業こそ、不況に強い企業といえるでしょう。
注目すべきは企業というよりも業界です。
つまりその企業が属するマーケットが冷え込んでいないかを見ていきます。
昔からインフラ業界は不況に強いと言われいます。
これは事実です。
しかし、インフラという意味をもっと広くとらえると、「電気や水」以外にも、ある種のインフラと言われる業界があります。
たとえば法曹など専門士業の業界です。
インフラ業界を広い視点で考えてみよう
「え? 法律家ではないんだからそんなこと言われても」と思われるかもしれません。
しかし、たとえば大きな法律事務所や税理士事務所になれば従業員は1,000人を超えます。
弁護士や税理士などの専門家以外の職種もたくさんあります。
事務職を希望している方ならパラリーガル職に目を向けてはいかがでしょうか。
営業職を希望している方なら、顧問先を開拓する部門で募集があるはずです。
マーケティング関連なら、専門士業の業界の集客方法は、ほとんどWebにシフトしていますから、マーケティング部門で採用が活発に行われているはずです。
例として法曹を揚げましたが、広い意味で「インフラと言える業界ってどこだろう」という視点で転職先を見つけていくと、想像もしていなかったような企業に出会うことができるでしょう。
希少な求人に出会うためには転職エージェントの活用が必須
ここまで読んで、転職先の候補として法曹業界を想像していなかった方は多いでしょう。
こうした自分の想像の枠外にある求人を紹介してくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントが保有する求人はほぼ非公開です。
そうした非公開求人の中に、こうしたある種のインフラ企業の求人があります。
転職エージェントに登録して、このコロナ禍で影響を受けていない業界と、さらにその業界の中で勝っている強い企業の求人を紹介してもらいましょう。
転職活動をはじめるなら1月がおすすめ
転職活動は1月からはじめることをおすすめします。
理由は、4月入社を目指して企業の採用活動は1月に本腰を入れるからです。
転職活動をはじめてから入社までの平均期間は、3か月です。
これは元転職エージェントのマーケターとして分析していた実際の数字です。
4月入社から逆算すると1月になります。
よって、1月から転職活動をすることが大切なのです。
まとめ
年始ということもあり、多くの方が現職の業務でばたばたすることでしょう。
そんな中、転職活動をすすめていくのは大変だと思います。
しかし、転職活動という領域でライバルがたくさんいることも想像してみてください。
そうしたライバルよりもいち早く動くことが、よい求人をつかみとることにつながります。
この記事が皆さんの転職活動の一助になれば幸いです。