非公開求人(良い求人)が転職エージェントにある理由とは?

求人が非公開の理由

非公開求人(良い求人)が転職エージェントにある理由とは?

本記事では、インターネット上にあふれる求人情報の実態と、よい求人が非公開の理由について、大手転職エージェントのマーケティング担当として10年の経験をもつサイトオーナーがくわしく説明していきます。

インターネット上には2億件も求人情報がある

いま転職活動の主流はインターネットです。

インターネットで、それこそ真剣に自分が求める求人を検索した方ならわかりますが、たとえばGoogleやYahoo!で「転職」や「採用」に関係するキーワードを打ち込むと、それこそ1億件を超えるページがヒットします。

「求人」といったキーワードではなんと2億件以上の検索結果が表示されます。

もちろん、この検索結果の中から希望する業界、職種、勤務地、雇用形態と検索条件を絞り込めばあなたが求める検索結果に近づいていきますが、それでもまだまだ多くの情報があなたに押し寄せてきます。

実際に求人を検索してみると……

たとえば「転職」というキーワードをもとに、いくつか条件を絞り込んで検索してみます。検索条件を「転職 東京 営業」とセットして検索してみると1290万件がヒットしました。

検索結果1ページ目には、「マイナビ転職」とか「リクナビNEXT」とか「DODA」など、テレビCMや電車広告で見たことのある企業のWebサイトが表示されています。

そうしたどこかで聞いたことのある企業名に混ざって「indeed(インディード)」というWebサイトも表示されています。

実際に求人サイト「マイナビ転職」を見てみると……

参考までに、いま表示された「マイナビ転職」、「リクナビNEXT」、「DODA」、「indeed」のWebサイトを順番にクリックして見てみます。

まず、「マイナビ転職」をクリック。すると、東京が勤務地であろう営業職の求人が数百件表示されました。

表示されたページ内では希望する条件が絞り込めるよう複数のチェックボックスが表示されています。正社員、契約社員、アルバイトなど、雇用形態が選べるので「正社員」にチェックを入れ、さらに「初年度年収」という希望条件も選択できるようなので600万円を選択し検索してみます。

すると、200件を超える求人がヒットしました。

検索結果ページには、求人企業の従業員であろう社員の写真とともに求人のタイトルが一覧となって表示されています。あまり聞いたことのない企業が並んでいますが、そのうちのA社の求人詳細を見てみます。

このA社に応募をしようとするとマイナビ転職への会員登録が求められます。この会員登録を行えばA社へ応募ができるようです。(・・・と、ここで嘘の申し込みをしてはご迷惑をお掛けしますのでいったんストップします)

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録せよ

第二新卒(20代若手)におすすめする転職エージェント2社

今度は求人サイト「リクナビNEXT」を見てみると……

次に「リクナビNEXT」のWebサイトを見てみます。こちらもマイナビ転職と同じく東京勤務地の営業職求人が数百件表示され、その後、求人企業に申し込むことができます。

「DODA」も「マイナビ転職」、「リクナビNEXT」と同様、東京の営業職の求人が表示され、求人企業へ直接申し込むことができます。

いま見てきた3社のWebサイトで共通しているのは、企業の求人情報が従業員の顔写真や職場の風景写真とともに紹介されていてわかりやすいということ、そして、気に入った求人があれば各サイト上で会員登録したうえで直接応募できるという点です。

こうしたいろんな企業の求人を集めて応募できるWebサイトを、人材業界では求人サイトと呼んでいます。

ポイント

  • 求人企業の求人をまとめたWebサイトを求人サイトと呼ぶ
  • 求人サイトでは各求人企業の情報がリッチに作られている

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録せよ

第二新卒(20代若手)におすすめする転職エージェント2社

indeed(インディード)という求人サイトを見てみると……

次に、先ほど表示されたindeed(インディード)というWebサイトを開いてみます。

サイトを開くと、先ほど検索した「東京 営業」という検索条件に沿った求人が一覧で表示されています。ページの上部を見ると、検索結果が12万件と表示されています。

求人が一覧で並んでいますが、先ほどの求人サイトとは異なり、タイトルに統一感がありません。タイトルの下の説明文を見ると、どういった仕事内容なのかなんとなくイメージがつくといった具合です。

各求人の左下を見ると薄いグレー色で、「ハローワーク」とか「リクナビNEXT」とか書かれています。それぞれ求人をいくつかクリックするとわかりますが、indeed(インディード)で表示された求人を見ようとすると、各求人の表示画面はまったくバラバラです。

よくよく見ると、求人をクリックするたびに、ハローワークの求人ページに飛ばされたり、リクナビNEXTの求人に飛ばされていることに気づきます。求人に申し込もうとすると各求人専用の応募フォームが現れます。

なんだかおかしなデザインですが、このindeedというWebサイトは求人特化型検索エンジンと呼ばれるもので、検索エンジンと呼ばれる通り、いろんな求人を集めてくることに長けたメディアなのです。

SEOに強いため、転職や求人に関するキーワードでGoogleやYahoo!で検索した際、ほとんど必ずといってよいほど検索結果に表示されてきます。

ポイント

  • indeed(インディード)は求人情報を検索することに特化した検索エンジン
  • 希望する職種や勤務地、条件をセットして検索することができる

求人サイトへの安易な登録は転職活動を混乱させる

さて、このように求人サイトやindeedといったWebサイトが求人を探そうとする時、検索でたくさんヒットすることがわかりました。

求職者は、自分が希望する業界や職種、会社名などを次々にGoogleやYahoo!で打ち込んでいけば、自然と求人サイトや求人特化型検索メディアに導かれ、さらにそれらの求人専門メディアをうまく活用して検索を繰り返していけば、希望や理想に近い求人に出会えることになるでしょう。

たとえばリクナビNEXTでよい求人を見つけたので会員登録して応募する。次にマイナビ転職でよい求人を見つけたので会員登録して応募する。indeedでよい求人を見つけたので求人を掲載している求人サイトに会員登録して応募する……。

しかし、この進め方は絶対に止めたほうがよいでしょう。

なぜなら、上記のようにインターネットで検索を繰り返すたびにいろんな求人サイトに登録し応募をしていくと、瞬く間に各求人サイトに登録したメールアドレスの受信ボックスがパンクしていくからです。

ポイント

  • 求人サイトへの安易な登録は避けましょう

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録せよ

第二新卒(20代若手)におすすめする転職エージェント2社

本当に魅力的な求人はインターネット検索では探せない

検索の都度表示される求人サイトに無作為に登録していけば、登録したその瞬間から無数の求人メールが送られてくることになります。

また、求人サイトはスカウトサービスというものも求人企業側に提供しており(求人サイトに登録する際にスカウト機能を利用するか求職者側にも聞かれますが)、そうした各社の人事採用担当者から毎日のようにスカウトメールが送られてくることとなります。

無数に送られてくる求人情報。

その情報整理に忙殺され、ほとんどの方がどの求人サイトに登録したのかさえ分からなくなるほど、あなたは疲労困憊してしまうことでしょう。

そしてもう一つ、上記のやり方を避けたほうが良いという理由があります。それは、インターネットや求人サイトで検索していけば気づくのですが、自分が望むような魅力的な求人にはなかなか出会えないからです。

ポイント

  • ・求人サイトに登録した瞬間から無数のメールが飛んでくる

魅力的な求人は“非公開”が当たり前

インターネットで検索していけば自然と良い求人に出会えるものと思ってしまいがちです。

しかし、現実はそうではありません。

有名企業や人気職種に顕著ですが、世の中には非公開とされている求人がたくさん存在しています。

なぜそうした求人は非公開なのでしょうか。

それは、人事採用担当のリソースの問題があります。

有名企業や人気職種をインターネットに公開すると応募が殺到します。その応募者の対応で人事採用担当者がパンクしてしまうからです。

ポイント

  • 魅力的な求人は誰にとっても魅力的であるため、非公開とされている

非公開求人を取り扱う存在、それが転職エージェント

では、求職者はそういった非公開求人をどうやって探せばよいのでしょうか。

ひとつには上述したような求人サイトへ登録することで、そうした有名企業の採用担当者からダイレクトなスカウトを受けるというやり方があります。

しかしそれも自分が希望しない業界や職種でのアプローチが続く可能性もありますし、やはりメールのやり取りが億劫になることは間違いありません。

自分が憧れている企業の求人を検索で見つけることができ、応募した。その結果、選考が順調に進み、内定が得られた。

これが転職における理想的な流れなのかもしれません。しかし、憧れの企業の求人が見つからない、憧れの企業求人に応募したものの一向に返事がない、ということがほとんどでしょう。

また、憧れの企業というのはあくまでイメージであって、本当に自分にとってマッチした企業であるのかはわかりません。ほかにもっと良い求人があるかもしれません。

自分自身のこれまでの経験が生かせ、無数にある求人のなかから一番あなたに合った求人を提案してくれる存在。

それが転職エージェントと呼ばれる存在です。

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録せよ

第二新卒(20代若手)におすすめする転職エージェント2社

まとめ

今回はよい求人が非公開である理由について説明してきました。また、実際にいくつかの求人サイトを見ながら、安易に求人サイトに登録することは避けるべきであることやその理由について説明してきました。

効率的に転職活動を進めていくためには、よい転職エージェント、転職コンサルタントに出会うことが大切です。

以下にオススメする転職サイトや転職エージェントについて記載していますので参考にしていただければ幸いです。

良い転職コンサルタントに出会いたいならJACリクルートメントに登録せよ

第二新卒(20代若手)におすすめする転職エージェント2社

 

 

関連記事

ページ上部へ戻る